FEBRUARY

28日  森進一さんが青森に馳せ参じても門前払いの川内先生。こりゃ、お墓まで昭和の名作を持って行く覚悟だな。そうなれば、森さんは先生の葬式に、誰よりも深い黒色の喪服を着て哀悼の意を示すしかない。ことが喪服なだけにおれが本当の♪喪服ろさんよ〜・・・。

 ロンドンでは、車での市内乗り入れに対して4年前から1800円を徴収しているらしい。今後、大型車・4輪駆動車からは5700円を徴収することにするらしい。ただし、ハイブリッド車・電気車は無料とか。多少偏執的ではあるものの、今度の都知事にはこの手の決まりごとを導入する決断が必要かもしれない。必要だな。これは・・・。

27日  夕刻。笑福亭鶴瓶師匠が6月5日に、大須演芸場で昼夜の独演会を開く旨の記者会見を大須演芸場で開いた。昨年9月に師匠から直接その計画は聞いていたが、ようやく日の目を見ることになったのである。何はともあれよかったよかった。

 福岡のオープン戦。平日開催にもかかわらず2万9千人の入場って何!! 名古屋はいかにしてこのようなムーブメントを作り得るのか? それにしても恐ろしい地方都市である。

26日 「日本語は喋れますか?」「日本語は喋れません」の金正日長男。ボケかマジか、その人柄が好きになりました。単なるバカ息子ではなさそうである。

 それにしてもここ10数日間、一日も休みがないのはどうなってんだ? CDも本もたまるたまる。根本から生活体系を改めねばなるまい。

25日  汚い話しで恐縮だが、鼻水の質ががいよいよ緩くなってきた。最悪な季節の本格突入の合図である。それにしても年間通じて、心地よい季節がどれほど短いことか。これが数週間もすると、自宅でもマスクをしなければならなくなる日も出てくるというのだから悲壮感すらただよう。
 根本的治療が先か沖縄移住が先か。悩むところだ。

 ELOの再発シリーズが5年越しでようやくコンプリートに。聴き直して、その良さを改めて知る。しばらくはELO三昧だなこりゃ。

24日  土曜スタイルでござんす。
 今池に訪問でござんす。「いざ、アカデミー劇場へ!!」と突撃するも、見つからず。「確か、この辺だったと思うけど・・・」と探すこと10分。出来て間も無いコインパーキングを見てようやく、「そうか! 建物つぶして、駐車場に変わったのか」とようやく気がついたのであった。営業してた頃に一度は訪れておいてよかった。
 「“いずれは大須演芸場も明日は同じ末路を・・・”と考えると頬を伝う涙が止まりません」とレポートしたいところが、朝の生放送では内容が重たかろうと、すかさず削除。
 演芸場存命中にやるべきことをしておかなくてはと再確認。
 レポート第2弾は、今池まつり実行委員でもある今池・青山クリーニングさんを訪問。東海ラジオのレポートでございまして・・・」にご主人、「東海ラジオったら、土曜の朝にクリーニング組合の放送やっとるがね」と返答。「あっ、私はその番組のレポーターです」「うっ!! 本当かね!!」と。実にはなしが早い。
 空手家でもあるお店の若大将を直撃レポート。週3回も道場に通うって真似はできない。お陰で明るいレポートとなった。感謝感謝。

 夕刻。同じく今池の玉寿司さんのお座敷で兄弟子と二人会。座敷にいっぱいのお客さん。うれしいではないか。
 ここの大将は今池まつりの実行委員長で、昨年のまつりで知り合ったのが縁で今日の日となった。活気に正直、かげりが見える今池を再生すべく情熱を燃やしていらっしゃるのである。
 落語が終わり、お楽しみの懇親会に移行するも、ドラゴンズNo1ジョッキーの生放送が控える身。早々に中座せねばならぬとは・・・。「お酒はいかが?」のお誘いにも「いえ、この後、生放送がありまして。あっ、私に放送禁止用語を言わせたいのであれば、お酒ください」と返事。「じゃぁ、どうぞ!!」って、今池はなんちゅーところなんだ!!

↑今池・玉寿司大将と。おつかれさまでした。

 朝から生放送、落語会、そして生放送。あぁ、意識をはっきり持たなくては・・・。

23日  ドラゴンズの主砲・福留が3億8500万円で渋々サインとか。今年であのユニフォーム姿も見納めであろう。
 しかし、いくら経済好調といえど、首都圏と比較にならない経済規模のここ名古屋で、地元球団が老舗・巨人と年俸総額で肩を並べるというのは尋常なことではない。これだけでもどれほど精一杯の状態かが伺い知れる。常勝チームとしての雄姿も今年が見納めかも・・・、福留の不満も分かるし、球団の泣きも分かる。いずれにせよ、ファンは声援を送りフォローするのみ。集まる資金が有効に使われますように。

22日  叶姉妹が“ヤラセ”疑惑で騒がれてます。“ヤラセをした”かどうかは不明だが、“ヤラセていた”のは間違いないと思うのだが・・・。

 森進一・おふくろさん問題。歌詞の書き換え問題よりも、川内先生の“耳毛問題”に議論がシフトしそうな気配を感じるのは私だけであろうか・・・。しっかし、あそこまで豪快にのばした不精耳毛は見たことないね。

 還暦前後の若年認知症が目立ってきているとか。高齢の認知症よりも進行が早く、歩くことすら忘れるのだという。この、歩くことを忘れるってのはなかなか想像できないが、ものすごく重い症状であろうことは想像に難くない。
 「教わらなくてもできるもの。例えばあくび、くしゃみ、まばたき、歩くこと・・・」と、あくび指南のマクラも時代と共に変わるのかもしれない。

21日  ミスター。宮崎で巨人の選手相手に、94年10月8日以来の「勝つ勝つ勝つ」の激励。それを受けて、報道ステーションに一茂氏が登場して、「長嶋茂雄は宮崎で何を見たか」をテーマにトークを展開。果してこのままでいいのだろうか・・・。

 ミスタードラゴンズ・立浪選手が早起きして、せっせとペン習字に励んでいるとは何とも立派!! 漢字のド忘れに歯止めがかからない私も、似たようなことをやりたい。
 先日、落語のカルチャーセンターでホワイトボードに“元祖”と書くべきを“元租”と書いてしばらく気が付かなかった時はショックであった。衝撃の衝の字がすぐに出てこなかったのも衝撃的であったことだし。第一、この文章が手書きじゃないのが一番いけないのだぁー!!っと、とりあえずほざいてみる。

 
20日  兄弟子と共に、東区にある名古屋市立富士中学校で学校寄席。
 卒業を控えた3年生が講堂に集まる。200人前後の男女がいただろうか。「生で落語見たことある人、手挙げてー」に手を挙げた人数は、男女一人ずつの計2人。この現実の只中に飛び込んでの、思い切った落語を一席。
 正面の生徒によりも、脇で聴いてる兄弟子に受けてたような気がする。しかし概ね退屈にはさせなかったと思う。
 質疑応答の時間。ある男子生徒が、「お二人のどちらが稼いでますか?」と、露骨な質問を炸裂させた。またもや、「がんばらねば」という切っ掛けを得た。まさかこんな所で得ようとは・・・。

 先日、格差社会の弊害をフジテレビの局アナが自民党議員に問いただしていた。“超”が付く程の、勝ち組み正社員であるに違いないフジテレビ社員が、この問題を取り上げること自体、視聴者の庶民感覚と、大きなズレがあると思わずにはいられない。このズレは終世、埋まらないであろう。

19日  矢沢心が“こころ”ではなく“しん”と読むのに最近気がつきました。こういう人、結構多いんじゃないでしょうか?

 星野×落合IN沖縄。山本浩二コーチの事前の根回しが功を奏したか、気持ち悪いほどの仲睦まじいご様子。見てるだけでお尻がかゆくなってくるのは、私だけでしょうか?

 いやぁ、演芸場。平日も割りとお客さんいらっしゃるねぇ。気が抜けませんわ。

18日  扶桑町の落語ワークショップ第2回。
 トータル90分のうち、残り30分で受講生の方々に実践していただく。もちろんほぼ全員が恥かしがりやであろうと見ていいだろうから、いかに気軽に高座に上がってもらえるかが大切。前半60分はその雰囲気作りの為に費やすのであります。
 落語とは別次元だが、こうした場の差配の能力も培わなければならない。やはりこういう負荷は意識的に課さねばならないのだと思う。これ、金銭にあらず。

17日  土曜スタイル。四日市の梅の丘、南部丘陵公園に訪問。
 寒さに加え、午後から天気が崩れることもあり、梅の木には人がいないではないか!! たまたま近所から遊びに来ていた若い家族が、ピンクの着物のこちらに、わざわざ声を掛けてくれた。きたぁー!! この人逃したら二度と好機は訪れない。本番まで残り30分間、2歳児の子守りに徹する。子守8割、レポート2割。主客転倒じゃないか?

↑ご協力ありがとうございました。(涙)

16日  南区保健所でじっくり時間を掛けての健康診断。
 この健康診断は、病院で受ければ数万円かかることを3000円で行ってくれるという、貧乏人にやさしいサービスなのである。しかし、しかし。このサービスが今回で終了なのだとか。なぜだ!! あまりに知られていないということか。名古屋人の琴線を揺さぶるであろうお得サービスのはずなのだが。当たり前のサービスも愛でなきゃ継続もままならず。残念。
 結果はまったくの異常なし。明日からまたがんばろう。

 週間文春で、長嶋家が別居中と報道。しかし、驚くに値せず。夫の駄目さ加減に亜希子夫人は、よくぞここまで耐えてきたというのが、あの家庭の実態であろうということだ。神話崩壊に今後、歯止めはかかるのであろうか。心配である。

15日  栄中日文化センターで落語講座の第5回目。
 毎回、何を話せばよいか前日まで悩みに悩むのだが、話題の選択がそれほど間違いではないようで、受講された方から「4月からもこの講座は継続されないのか?」とのお声を賜る。うれしいじゃないか!!(涙)
 これよ、これ。このお声をいただくのがとても大切。金銭じゃないのです。

14日  チョコレートの日。ムードに浸るのもいいが、メーカーの商業戦略にまんまと乗るというのも、ほどほどにされたし。
 という私は唯物主義者ではありません。むしろ浪漫派であります。伝統系の。

13日  ドラゴンズ、ネタ提供プリーズったら中村ノリ電撃テストって何よ!? 育成選手扱いってことは、大人の躾からということか。今更・・・。
 しかし、給料400万円での話題づくりとなれば電通もびつくりの宣伝効果だわさ。

 わいせつ図画HP作成のワイセツ教師が先日捕まる。教え子の前で、チン○ン切り落としの刑に処しても物足りないくらいだが、報道によると、自宅謹慎すべきところを、はるばる山形まで高飛びして、教習場に通っていたとか。
 ところでかつて所属していた談志門下では、自宅謹慎を言い渡されると、一歩たりとて外出はできなかったものだ。というのも、師匠から突然電話がかかってきた時に外出してれば、破門が確定してしまうからだ。
 自宅謹慎令を、無頼派であるはず談志の弟子は頑なに従い、国中を騒がすワイセツ教師は従う素振りすらみせない。これ、完全に立場が逆転している。
 雇った学校も社会の空気を少しは読んで、奴を柱にくくり付け、例え涙でネズミの画を描いても紐を解かないくらいの危機管理を示してほしいものだ。それにしても、性獣の奴ならば、涙でネズミどころか、縛られても尚、涙でオ○○○の画を描くに違いない。やっぱり局部切り落としの刑しかないだろう。

 話題の映画「バブルでGO」のサントラが“♪君の瞳に恋してる”であるそうな。作者にして名プロデューサーのボブ・クリューに、どっさり印税を貢げるようにぜひともヒットしてもらいたいと思います。

12日  3連休最終日。いやはや、今日もこの演芸場にしてはたくさんのお客さん。んー、なんだろうか・・・。

 おとといの中スポ。一面見出しが、井端離脱!! 「えっ!!」っとよくよくみると、ブヨに刺されてリタイアとか。そ、そ、それが一面とは・・・。 んー、余程ネタが無いんだなぁ。ドラゴンズNO1ジョッキー活性化にネタ提供、頼むぜドラゴンズ!!

 そういえば先日、日本代表チームの山本浩二コーチが単身、ドラゴンズキャンプを訪問。星野×落合の地ならしだな、ありゃ。これも大人の知恵だわさ。どう頭をひねっても、星野、落合両監督の中睦まじい画は浮かんでこない。ここは一番、角界顔負けのガチンコ対決を期待したい。

11日  演芸場中席です。
 えっー!! 団体客でもないのに、なんでこんなにお客さんが集まるの!? この謎はとけるのか? おーい、ばぁちゃん!! 早く帰ってきてくれぇ!!

 大須夜席。創設当初の目標であった第12回にようやくたどり着く。いやぁー、第3、4回目以降のしんどかったことしんどかったこと。「やーめた」って投げてもよかったんだが、徐々に盛り返し、今回なんと64人!! さしたる宣伝もしてないのにこの人数。これも謎である。解明せねば。
 次回はコンパクトな高座を目標にするぜ!!と堅く誓うおのれであった。

↑客演の桂佐ん吉さんと。何といっても、大須芸人にない清涼感が漂います。もう自分にはその手の雰囲気は身につけられない。悲哀・・・。

 3年間、米朝師匠の自宅で年季修行をしたという佐ん吉さん曰く、「獅篭兄さんの漫画。米朝師匠の自宅にあって、米朝師匠も目を通しましたよ」との衝撃事実が飛び出した!! 大丈夫か日本の伝統は。これは深刻な問題である。

10日  土曜スタイル。
 神田知事当選記念で一宮!! ちょっとこじつけも入ってるね。

↑一宮本町商店街の衣料雑貨・ハヤシマンの皆さん。
 このハヤシマンってネーミングはすごいね。創業者社長の名前が林満(はやしみつる)という方だそうで、ハヤシマン!! 一発で覚えられる名前であります。この瞬発力は学ばねばならない。
 なぜこのお店に突撃したか? 偶然通りかかったら、びつくり仰天。土曜スタイルが店頭で流れているではないか!! 自動的に番組ご登場決定であります。
 店長、ご協力ありがとうございました。

 寝てない体でドラゴンズNo1ジョッキー。いやはやしんどいのであるが、今朝お会いした内藤洋子さん曰く、「仕事があるのが一番幸せなことよ」と。
 「その通り!!」 朝から児玉清になってしまった。

9日  気がつけば、お昼時から“コーヒーおかわりご自由に系”の店で連続8時間、読書三昧。こういう時間が持てることが何よりもうれしい。東国原知事の「読書ができなくて辛い」という気持ちが良くわかる。

 それにしても、ドラゴンズコーチ陣の外様率の高さは突出しているなぁ。いずれ、監督辞任と共に総辞職なわけだから、前政権と次期政権との間における、有形無形の連続性は皆無となるのだろう。政権が変わるたびに、前政権の全否定。後はこれの繰り返し。中国の歴史の歩みと同様。
 たとえ政権が変わっても、良い知恵が受け継がれるという仕組みの担い手は、生え抜きの人材にこそ託されると、広岡達朗氏は新刊で力説。なるほど、一理ある。

8日  北京五輪の水泳決勝がアメリカとの時差の関係上、午前中に設定されたとか。こんな暴挙が罷り通るのも、すべては莫大な放映権料お目当てのこと。アメリカ帝国主義万歳!!
 ところで昨今。野球が公式競技でなくなってしまうことに、関係者は震え上がり、公式競技存続を訴えることが野球を国技とする国民の一致した見解みなされ、異を唱える余地すら残され、いや許されていないという有様である。
 本当にそうか? 高貴な精神性を有するか否か、疑わしいことこの上ない五輪に対して“しがみつくことありき”が、本当に正しいのか?
「それならウチは、よーござんす」と尻まくるについて、その可能性ぐらいは模索されてもいいんじゃないのか?
 五輪の野球存続の根拠の一つに“野球人気低迷の歯止め”とされているのだが、その指摘も実に怪しい。
 その点に関して広岡達朗氏曰く、「アテネ予選で敗退したアメリカは、それが原因でMLBの人気低迷を招いたか? それどころか毎年、収益をあげているではないか」と指摘。やはり五輪の野球は、プロが血まなこになって関わるべき対象ではないのだと思われる。
 ここで私なりの結論。皆の衆、ゴルフに思いを馳せられよ。五輪での公式競技化を気にかける素振りすら見せず、五輪の手助けを借りなくとも立派な競技としてのプライドを持っているではないか。
 では何ゆえに、国際化も磐石といえるゴルフが、崇拝され且つ自立した競技性を有しているのか。恐らく、その中枢に保守され続けた伝統的精神に根拠を見出すほかないのであろう。野球も参考にしてみてはどうか?

7日  以前テレビで、ただいま絶好調の全日空社長が自らの社長室に長嶋茂雄フィギュアを飾っていたのが紹介されていた。その心を尋ねれば、「経営は瞬時の決断が大切。この像を見て、それを思い起こす」と。
 泣けた。正直泣けた。長嶋茂雄の脳梗塞後の病態が、生きる勇気、高潔なる雄姿などではなく、単なる醜態。つまり、理念無き生き様の成れの果てであることを知ってしまった今となっては、この複雑な心境を何と言い表したらいいのか分からない。
 今思えば、巨人の真の意味での再生、その鍵を握っていたのはやはり、王監督だったのだろうと思わずにはいられない。王監督解任をもってして、今日の巨人(成績のみにあらず、気骨の意味で)の低迷は決定付けられたも同然だったのではなかったか?
 大病を患うも、チーム再建に乗り出すという情熱が、福岡にではなく、その矛先が巨人に対してであったならば、今ほどの低迷に苦しむことがなかったのではなかろうか。
 恐らく巨人による伝統回帰を見届けることは終生、できないのであろう。さらばジャイアンツ。さらばミスタープロ野球。

6日  現在、演芸場出演中の旭堂南湖さんを囲む会を開く。こうした交流ができるような空気が持続するといいのだが。個人の力では何ともしがたいものがある。

 読書の鬼、稽古の鬼と化すよう無理やりでも追い込まねば。

5日  柳沢“機械”発言の感想を、帝王・みのもんたがズバッと、東国原知事に訊ねていた。思わず画面に「それっていいのか!?」と、つっこみを入れてしまった。朝からこの手のショックを視聴者に与えるからこそ強いんだな、この番組は。多分・・・。

 久方ぶりにOFF。溜まり尽したビデオと本に手を付ける。東国原知事曰く「何が辛いって、読みたい本が読めないこと」と独白していた気持ちが痛いほどよく分かる。立ち止まることが許されない職業は選ぶものではないと、対岸の騒動を見て強く思う、今日この頃である。

 夜席の今後の展開を練る。とはいえ趣向を凝らして本業が二の次になる本末転倒は避けねばならないので、趣向に走らないのがまさに趣向といった体裁を目指すべきなのだと改めて確認。これで儲けることができるのなら、落語家はその末端の者に至るまで、歯を食いしばる必要はなくなるのである。それは現実として有り得ない。しかしそれでもやるというのは、気骨の問題以外の何ものでもない。不遇を呪う内はまだまだ“おのれはひよっ子である”ということである。

4日  今日から始まった、扶桑文化会館での落語ワークショップ。私ぁ、講師なんだわさ。いいのかねぇ・・・。まぁ精一杯やって喜んでいただく他にない。
 しかし、ここんちの伝統文化に対する取り組みは半端じゃない。襲名したての勘三郎や、藤娘の玉三郎を呼んじゃうだから。

↑これがその際の特製広告。これ皆、手作業。これ見るだけでも足運ぶ価値アリ。これが玄関にでかでかとお客さんをお出迎え。何たる贅沢・・・。
 この器に恥じない講座を計5回に渡って展開いたします。定員30名も軽く突破したとか。いやはや、緊張いたしますなぁ。
 後日、朝日新聞でも採り上げていただきます。16日の夕刊の予定。

3日  土曜スタイル。
 自宅から徒歩3分。矢場町駅東の成田山萬福院に訪問。毎年恒例の豆まきスペシャルゲストは・・・

↑大関・琴欧州関だぁー!! 近くで見るとやっぱり、ええ男やわぁー。って俺はそんな趣味はないからな!!


↑萬福院副住職と共に。落語のご用命は当方まで。スグに駆けつけますです、ハイ。

2日  犬山で落語講座。生徒皆さんの熱心な聴き様に、こちらとしても力が入る。常に全力投球であります。
 こちらの教室、4月からも継続されます。何卒!!

1日  日本語のばかっ丁寧な使い方が問題になっている。レストランで「ご注文は以上でよろしかったでしょうか?」、コンビニで「丁度のお預かりです」などなど。
 それら日常よく聴く使い方も問題あるが、しかし、「ドラえもん」のしずかちゃんはいつからジャイアンのことを「たけしさん」と呼ぶようになったんだ? ばかっ丁寧にも程がある。

 スターキャットの地上波で夜7時からドラゴンズ応援番組がスタート。知人のすし屋の大将が出てたので拝見。
 画面端々から滲み出る「予算の無ささ加減」が実に堪らない。矢継ぎ早にドラゴンズに関連した出題がされるのであるが、ゲストが手に持つ回答を記したボードが明らかに、100円ショップで買ってきた“お絵かき帳”ではないか!!
 司会の方の「では次の問題」の掛け声と共に、三沢淳元国会議員はじめ各ゲストが、次の回答を書いたページをめくる。予算のギリギリ感がここで頂点に達する。
 しかしその分、何でもあり度が高く必然、トークの幅の自由度が広い為、今後の展開次第では“知る人ぞ知る”の名物番組になるかもしれない。いつまでもチャレンジ精神を忘れない番組作りを期待したい。

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