いよいよ、大須演芸場の主役の登場であります。 開催を差し向けて、はたして、かおる師が受けるかどうか が気掛かりでしたが、あっさりOK!! 番組の企画で弟子になった多田木亮佑さん (少年ボーイズ)の参戦も決まり充実の会となること 請け合いとなったのであります。 |
→ 平成18年6月10日の開場前の様子。 別の会じゃないし合成にもあらず。 北朝鮮当局提供ではありません。 |
← 純粋なる少年ボーイズの面々。 楽屋にて。 |
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さぁ、いよいよ開演!! | |||
← 開口一番。姫企画初登場の雷門福三。 42歳。以後お見知りおきを。 小福十八番「フラスコ」を一席。 |
→ 主役登場。 超満員札止めの入りに当人もびつくり。 名刺代わりの♪心残り(細川たかし)を 名古屋弁で。 「私、たわけだぎゃー。くそだわけだがなも・・・」 |
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→ 「体調が悪くってなぁ〜」と開口一番。 「退院したばっかでなぁ。糖尿やぁ!!」 言葉に澱みがありません。 |
← 最初は名古屋弁漫談。 「落とらきゃーてまったがや。」 「なーにー、このコーヒー。“しゃびんしゃびん”だがね。」 「いかんでかんわぁ。」etc 場内、地鳴りのような笑い声。 |
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← 盟友・波たかし師登場。 芸人自主興行時代の苦労を語る。 「ここの芸人は、中部電力の黄色い車を見ただけで逃げるでぇ」 |
→ かおる師の着替えの時間を借りて 雷門幸福の落語、権兵衛狸。 一応、ピンクの着物です。ラジオ向け。 |
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→ ここからはモノマネタイム。 このモノマネには弱点があるらしい。 師曰く「似てねぇ!!」のだそうです。 さぁ、最初は小林旭。 ティッシュを取り出してどうするのか・・・。 |
← 首に巻いてご覧の通り。 短足の小林旭である。 |
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← 実は大須演芸場でバタやんの真似ができるのは2人いるのです。 手持ちのギターは“千種引越しセンター”のダンボールであります。 |
→ 出ました。十八番の美空ひばり。 衣装に着替えるのが大変よ。 体調不良で足が上がらず大変に危険。 しかし超満員のお客さんを前にして、奮闘したかおる師なのであった。 |
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仲入りだよ | |||
→ ここでサプライズゲストの登場!! 東京から、立川吉幸さん。 さすがはその場の空気を掴むのがうまい。またのお越しを。今度はちゃんと一席。 |
← 名古屋雷門2番目の雷門獅篭兄登場。 300人の超満員を前にして「もっと分散して来て下さい」と。 レギュラー一同の思いを代弁しておりました。 |
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← 紙入れ。 おかみさんが大変にエロいと評判です。 サゲもオリジナルに変えてます。 たいしたもんだな。 |
→ 本日のゲスト。 伊東かおる師の唯一の弟子・多田木亮佑氏と吉岡ゆうじ(少年ボーイズ)のコンビ。伊東タオル&ハンドタオル。 お互いタオルなので、「ゴッシゴッシ」と顔を洗っているの図。 |
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→ 当人、こんなにお客さんが集まるとは思っていなかったのではないのか? お客さんの平均年齢に合った、いたって分かりやすい漫才に、ひざ代わりとしての役割をきっちりはたしていただいたのでありました。 また出たいそうです。 |
← さぁ、トリはもちろん、伝説のコント・伊東かおる&波たかしであります。 これが伝説の、占い師のかおる姫だ。 |
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← 妻に逃げられた夫が、占い師を頼ってやって来る。1000円の報酬を差し出すとかおる姫が激怒。 「いかんてぇ!! この腐った演芸場だって、今日は2000円とっとるでぇ!!」 場内拍手が起こる大爆笑。 |
→ 「唄わな、調子がでんでね。あんた、伴奏やりゃ」ということで、瞼の母を口伴奏で唄っております。 一部に、この波たかしオリジナルスタイルが大変受けてます。 |
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→ これがご本尊の“わんこ様”である。 貧乏くさいとか悪口を言わないように!! |
← 失踪した奥さんの所持品はないかと、持ち込まれたのがパンティー。 「ではご主人。このパンティー、被ってください。奥さんと一体にならなぁ、探せません」ということでこの図。 「たわけだわ。本当に被るとは思わなんだ」(笑) |
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← カルタで居場所を当てますとかおる姫。 その前戯としての伏せてあるカードの中身を当てるという場面が大変に見ものです。 「奥さん、当分帰ってこん」 「どうして」 「札がよくない。“泣きっ面にハチ”」 コント終了!! |
→ 打ち上げにて。 見よ、この珍しく爽快感あふれるお二人の顔を。 「今日はお客さんから元気をもらった」とかおる師が独白。これは誠に珍しいことなのだ。 |
今年最初の姫企画。何とかいい形で終えることが出来ました。「やるよー」と笛吹けば人が集まるなどと思われがちですが、世の中何であれ、そんな単純なものではありません。 ともあれ、長年にわたりこの演芸場を根底から支えつづけた伊東かおる&波たかし両師の功労に報いる形が一日でも作れたのが何よりでありました。 当日、入りきれずお帰り願った方、申し訳ありませんでした。芸人一同、平日のお越しを首を長くして待っております。 (観衆・312人 満員札止め) |