2014年2月8日 ミャンマー入国初日で最初の宿はバスの中の巻!! | |
KLセントラル駅から始発の空港バスでLCCTへ到着しました。何ら問題なく6時55分発のヤンゴン行きに搭乗できたのでした。ここまで実に長かった・・・。 午前8時、ヤンゴンの国際空港に到着しました。入管の手前にビザ発給デスクがありましたので質問してみました。 ↑VISA ON ARRIVALと書いてあるデスクです。 「観光ビザはもらえますか?」「観光ビザはNOです」ですって。カトマンズの大使館員がいい加減だったってことですね。もう忘れるしかありませんわね。 入管を済ませて両替。ドル、ユーロ、シンガポールドルのみ両替可ってところがユニークでした。事前の情報によるとミャンマーはピン札に固執するお国柄だとか。この両替のためだけに日本出国以来、きれいなドル札を丁寧に保持してまいりました。でも実際はそうでもなかったような。公の機関がそうなのかもしれません。10米ドルが9650チャット(以降kyatと表記)になりました。1米ドル=100円とすると1kayt=0.1円になります。 空港出口は出迎えの地元民でごったがえしていました。 ↑こんな感じです。こういう光景を見ると異国に来たぁーーーって気持ちになります。 声を駆けてくるのは「タクシー?タクシー?」ばかりです。もちろん聞き流します。貧乏スタイルですから。地歩によると数キロ先のバス停まで運んでくれるバスがあるというのですが、もちろん見つかるわけがありません。決断は早いです。歩きです。大通りへ向かう一本道に旅姿の歩行者は私一人だけでした。入国早々から節約する旅行客っていないものですかね? 30分近く歩いてバス停に着きました。ヤンゴンの中心地・スーレーパヤーへの直通バスは51番だそうです。安心してバスを待っていたら、来たバスを見てビックリです。数字表記がミャンマー語なのです。困りました。実に困りました。まず冷静になりました。そうだ!地歩にミャンマー語の読み解き方があるはずだ。ありました。ミャンマー人にとっての数字は日本人にとっては記号です。5と1の記号が並ぶバスに乗ればいいんだなということです。待つこと10分。来ました。車掌に「スーレーパヤー?」と言うと「乗れ」との合図です。「勝った!!」と心の中でつぶやきました。1時間ほど乗って料金は150kyatでした。なんと15円也!!おそらくタクシーの数十分の1でしょう。まさしく“地球のけちり方”です。 ↑ヤンゴン中心地のランドマーク、スーレーパヤーであります、 市内で最初にしたのは今晩発パガン行きバスの切符確保です。ヤンゴン駅正面口の旅行会社でゲットしました。 ↑ヤンゴン駅です。 ↑荒涼としてますが、現役の鉄道です。 ATMがたくさんあるのでキャッシングをしました。30000kyatを借りるつもりが操作ミスで300000kyatを借りてしまいました。わずか5日間の滞在で約30000円が必要なわけがありません。どうしましょう?米ドルにして持ち出すしかないでしょうね。気が重くなりました。 食事(チキンライス2000kyat)を済ませて国立博物館に行くことにしました。が、歩ける距離ではありません。タクシーで?NOです。バスですが、市内中心地はバスだらけです。ありがたいことに、空港から乗ったバスのルート上に博物館があるので51番に乗れば着くのではないかと考えて実行したら図星でした。 博物館の目玉は王のための腰掛「獅子の玉座」です。吹き抜けのフロアに堂々と飾られておりました。口あんぐりです。あまりのでかさにです。各フロアを回るのですがガイドがいないので詳細は不明です。仕方がないですが。 見物を終えてまたもや51番に乗って中心地に戻りました。長距離バスの乗り場はここから北へバスで2時間弱かかるそうです。渋滞にひっかっかては最悪なので早めに移動しました。バスに乗ると私が日本人と知った運転手が助手席に座れといいます。日本人に好意的なようです。運賃の200kyatを払うとミネラルウォーターをくれました。もちろん未開封です。事実上運賃無料みたいになります。いいのでしょうか?自らの言語力のなさにほとんど会話はかみ合いませんでしたが楽しい移動でございました。いい人だったなぁ、運転手さん。 長距離バスターミナルは大型バスでごった返してました。どれが自分の乗るべきバスなのかが分かりません。うろうろしているうちに、切符のデザインに似た看板の店がありましたので切符を見せると「こっちへ来い」と。バスを見つけることができました。バスに乗ると、夜7時に出発しました。今晩はバス泊です。ミャンマー初日からハードです。 午後10時過ぎにサービスエリアみたいなところに停車しました。食事時間のようです。運賃に食事代は含まれていませんので、自分の金で好きなものを食べます。私は隣の人が食べていたカレーを食べました。800kyat!!安っ!! 歯を磨いてバスで就寝。いやぁ貧乏旅行は本当につらいね。早くパガンに着いてくれぇ!!ってな感じです。 |
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収支 | |
バス(KLセントラル→LCCT) 10MYR、10米ドル→9650kyat、バス(空港→スーレーパヤー)150kyat、夜行バス(ヤンゴン→パガン)15000kyat、キャッシング +300000kyat、チキンライス 2000kyat、水1L 400kyat、バス(スーレーパヤー→国立博物館) 50kyat、国立博物館入館料 5000kyat、バス(博物館→スーレーパヤー) 50kyat、バス(スーパヤー→長距離バスターミナル) 200kyat、カレー(サービスエリア) 800kyat 所持金残高 30500円、286000KYAT、62.55MYR、1863INR、21TK、8NR、64米ドル、トラベラーズチェック250米ドル、6.8シンガポールドル |
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2014.02.07 2014.02.09 | |
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