2014年2月9日 多分ここがミュンマー最大の見所でしょうの巻。 | |
車掌に起こされて目が覚めました。パガンに着いたようです。午前5時であたりは真っ暗です。朝も早くからホテルの呼び込みの若者が群がってきます。ドミトリーのあるホテルはあるか?と尋ねるとあっさり教えてくれました。30分ほど歩かねばならないようです。歩くと遠巻きに輪タクがついて来ます。ずっとついて来ます。 目的のホテルにドミトリーの空きがありました。ただし10時チェックアウトだそうです。一向にかまいません。これからパガンの日の出を拝みにいくのですから。荷物を預け出かけようとするとさっきの輪タクのおじさんが隣に座っていたのには驚きました。「さぁ、俺の出番だろ」って感じです。悪いけど私、輪タクには乗りません。近所でレンタサイクルが日の出前から営業してましたから。一台1500kyatでした。ここから自転車で20分はかかるであろうシェサンドーパヤーというところが最高の日の出スポットなのだそうです。真っ暗なので行き先がよくわからないのですが途中、自転車の一団がいましたのでついていきました。お陰で辿り着くことができました。 ここは1057年建立で5層のテラスを持つというパガン随一のビューポイントであります。その最高層に陣取り東の空を眺めます。空が白みがかると共にパガン地表の全貌が明かとなってきます。恐らくこの瞬間こそがミャンマー観光最大のハイライトなのでしょう。地平線をさえぎるものなく遥かかなたにまで続く無数の搭群。それが徐々に、まさしく徐々に現れてくるさまは筆舌に尽くしがたい風景でありました。この時を待ってましたとばかりに次から次にと気球が打ちあがります。乗れば絶景なのでしょうがエジプトの事故もありますし高価ですし私はノーサンキューであります。 ↑パガンの朝日にバルーンが映えます。 ↑こんな景色が眼下に広がるのです。 ↑とりあえず記念撮影。 さて間違いなく国内最大の見所を終えた私はオールドバガンエリアをくまなく回りました。午前10時にホテルに戻れるように来た道を戻ります。中間にティーローミィンロー寺院なる大きな建物がありましたので寄り道をしました。足を踏み入れてビックリ。パガン入境料を徴収してました。後にも先にも徴収スポットはここだけでしたから、もしも寄り道しなければ・・・。請求されたら払うもので自分から収めに行くものでもないし。15米ドル支払いました。ちなみにユーロ建てだと15ユーロだそうです。ユーロで払う人がいるのでしょうか?一人もいないと思います。 ホテルに戻りチェックインです。ドミトリー一晩で10000kyat也。ちょっと値が張るといったところです。部屋に行くと大部屋に布団が先客5人分が敷かれており、もう敷けないだろという所に無理やり私の分を敷く感じです。先客の西洋人が「おい、まだ客とるのかよ!」って言ってましたが私も同じ心境です。昼寝して英気を養い、日差しが強い中、パガン観光を再開しました。途中、明日のマンダレー行きのバスの切符を買いました。なんと出発が明朝5時30分だそうです。早起きしてもホテルの玄関が開かなかったら意味がないので早朝に玄関を開けるよう念を押したのは言うまでもありません。 夕陽も朝と同じ寺院で拝みました。さすがに朝とは比べようがない人数が押しかけてきました。ここは毎日がこうのような感じなのでしょう。夕陽に染まる寺院群も朝とは異なる風情があります。実に素晴らしかったです。ここなら妻を連れてくる価値があると思いました。ここだけですかねぇ。ミャンマー国内で妻に見せる価値ありという場所はね。 ↑夕陽もかんな感じです。 ↑目の前をでかい気球が通過していきます。 日没と共にホテルに帰り自転車を返しました。昼に食べたアイスクリーム以外、外で一切の外食はせずホテルの部屋で持ち込んだカップラーメンを食べて腹ごしらえです。今日はつかれましたがいいものを見せていただきました。明日は早いのでもう寝ます。 |
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収支 | |
レンタルサイクル 1500kyat、パガン入境料 15米ドル、ドミトリー宿泊代 10000kyat、バス(パガン→マンダレー) 7500kyat、アイスクリーム 500kyat、水1L 300kyat 所持金残高 30500円、266200KYAT、62.55MYR、1863INR、21TK、8NR、49米ドル、トラベラーズチェック250米ドル、6.8シンガポールドル |
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2014.02.08 2014.02.10 | |
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