2014年11月9日 陸路ラオスへ。しかし既に日没・・・。
 今日は午後5時15分ドンムアン空港発の飛行機でタイ東北部、ラオス国境に近い都市のウドンタニに向かいます。ですから午後3時までバンコク中心地を見て回れます。

 いくらバンコクでも昼は健全です。ですからタイ国立博物館に行きました。場所は王宮エリアです。超有名安宿街カオサン通りもこの辺りです。ここはBTSも地下鉄も走っていません。よってアソークからの最安移動手段は路線バスになります。何番のバスに乗ればいいかはリサーチ済です。はじめて妻とバンコクに来たときにはオンボロ路線バスに怖くて乗れませんでしたが南アジアの旅で鍛えられたおかげか今では余裕です。成長したぁ。


↑4、5年前か?妻と来た時に泊まったロイヤルホテル。なつかしい。


↑国立博物館です。


↑中、こんな感じです。

 やはり、ガイドさんとかにじっくり話をしていただきながら見ないとよく分からないですね。暑さ以外にこれといった印象が少ないです。もったいないですが。

 あっちぷらぷらこっちぷらぷらしているうちにタイムリミットです。ドンムアン空港に向かうので昨日と同じルートで逆戻りです。中心地北のBTSで空港に一番近い駅で降りてバス停に行きます。北に向かうバスの中から昨日乗ったバスと同じ番号のバスを探すのですが約30分たっても現れません。あせってきました。ここは率先して動かねばなりません。停車するバスにかたっぱしから「air port?」と聞きまくります。やっているうちに見つかりました。これで何とかなるでしょう。乗ること1時間弱で空港に到着しました。タイ国内線のエアアジアでウドンタニに向かいます。

 午後6時20分、ウドンタニ到着。ここから北上して国境の街ノーンカーイを目指します。空港から直行ミニバスがありました。この空港からラオス国境を目指す人って多いんでしょうね。日没ですから今晩はノーンカーイに泊まって明日、国境を渡ろうと思っていましたがミニバスは終点の国境検問所まで来てしまいました。数分前に一回停車したのですがそこがノーンカーイの中心地だったのでしょう。手遅れです。すでに8時は過ぎてます。迷いましたが国境越え決行です。


↑タイ側のタイ・ラオス友好橋入り口です。出来れば明るいうちに渡りたかった。

 全長1174メートルの橋ですが真っ暗ですから景色を楽しむことができません。ラオス側で入国手続をすませ無事入国をした頃には午後9時を過ぎてました。首都ヴィエンチャンへ向かうバスはもう終わってます。国境も街ですからタイのバーツも使えるようですがとりあえず現地通貨をATMのキャッシングで手に入れました。タクシードライバーが誘ってきますがもちろん足元を見るような値段です。午後10時になるとイミグレ職員が続々を消えて人影がなくなりました。明かりが消えないのが幸いでした。段々怖くなってきました。すると、ここで寝泊りするためなのか地元住民らしき男二人がバイクでやってきて寝支度をしているようです。そばにいた私を不思議そうに見るとその男達は私に言いました。「お前はよせ」と。ここでの野宿はよせと言うのです。お金を持っていると思われたのでしょう。「門を出るとすぐのところにホテルがあるからそこへ行け」と。地元の一般人による立ち退き勧告です。仕方ないので移動します。守衛さんが親切にホテルの場所と値段を教えてくれました。

 門の前の道を渡ってすぐ左手のところにホテルがありました。値段を聞くと守衛さんが教えてくれた値段よりも高かったです。守衛さんに泣きつくのも失礼だし、他にホテルはなさそうだしで、言われた値段で泊まりました。もしかしたらタクシーに乗ってヴィエンチャンに向かったほうがよかったかもしれません。しかし、ここは個室で洗濯も出来るのでそれはそれでよかったのかもしれません。洗濯、シャワー、持ち込んだインスタントラーメンを食べて就寝です。見知らぬ街で野宿するって大変なんですね。しみじみ思いました。
収支
バス 6.5THB、博物館 200THB、バス 13THB、BTS 31THB、BTS 15THB、
BST 15THB、拾う +1THB、BTS 42THB、バス 17THB、ペプシ 21THB、
キャッシング(ウドンタニ空港で) +1000THB、 
リムジンバス ウドンタニ→ノンカイ 200THB、国境バス 20THB、
水1.5L(ラオス検問所近くの売店で) 20THB、キャッシング +100000K、
宿 400THB

残金 524.5B、100000K、9000円、トラベラーチェック 50米ドル、277米ドル、マレーシア 62.55MRY

レート
1ドル=115円 1THB=3.5円 1MYR=34.4円
2014.11.08 2014.11.10
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