2014年1月22日 いざバングラデシュ大使館。スローライフな対応に怒り心頭。 | |
朝からバングラデシュのビザを取りに行きます。日本人は無料で取れます。ちなみに西欧人は6000円前後するとか。日本とバングラデシュの友好関係がこういうところに現れます。日本でも無料で取れますが在京の大使館に行くしかなく首都圏在住者以外の者にとっては高くついてしまうのです。 日本出国前に、@バングラデシュ大使館の場所、Aタメル地区からの移動方法、B取得に必要なもの、C取得に必要な期間を調べておきました。@タメル地区から北東に進みリングロードと交差する所を左折して徒歩15分。Aタクシーは使わない。5番のバスに乗れば行けるようです。Bパスポートとそのコピー、証明写真2枚と必要書類。C翌日の午後4時に受け取り可能らしい。 ラーニポカリ南のバススタンドで目的のバスを探して乗りました。大使館に着いたのが午前9時15分です。 ↑大使館手前の残念な川です。 ↑バングラデシュカラーの看板です。 ↑これがバングラデシュ大使館だ! だから何だ? 受付は9時30分からだそうです。カロリーメイトを食べながら待ちました。入館後、必要書類を受付嬢に渡して玄関フロアで待機。ビザを求めるネパール人その他大勢。待てというからバカ正直に待ったら4時間半も待たされました!!皆さんにお願いがあります。「4時間半も待たされました!!」って表記はたったの一行で済みますが、無駄に待たされた我が身を想像してみてください。実に消化不良です。どうやら、全員の書類に不備がないかを調べるのに時間を費やしているようですが、それでしたら調べ終わった人から「ちゃんと受理しましたよ」と開放すればいいじゃないですか。バングラデシュ人に受身で接しては絶対にいけないという教訓だけはしっかりと得ることができました。待機の途中に抜け出して、通りの向こうの中華料理屋で炒飯を食べきっちりと歯まで磨かせていただきました。 4時間半後の返事が「あさっての朝9時に来て」の一言だけでした。あさって?明日じゃないの?がっかりであります。しかし交渉の余地はありません。発給の権限は向うが握っているのです。心象を悪くして意地悪されてはたまりません。軍門に下ります。同じ4時間半でも名古屋とカトマンドゥでは価値が異なります。しかしそれを慮る他人はここにはいません。当たり前ですが。 気持ちを落ち着かせるのに必死になってかえって高ぶってしまいました。午後はとにかく観光です。川岸に火葬場があるパシュパティナートに向かいます。大使館前のリングロードから東に行くバスに乗ってゴウサラで降りてすぐです。 ↑見事に世界遺産エリアなのです。 バスを降りて寺院に近づくと騒がしい一団発見。どうやらお弔いです。ここで焼かれるのでしょうか。入り口に行くと拝観料を請求されました。地元民はただ。外国人は1000NRです。路線バスが20NR前後で乗れるネパールで1000NR、つまり1000円を請求するというのがいかに法外であるが分ります。私はこの値段設定に「外国人のお前らにとってははした銭だろ?」と言われているように感じてしまうのです。もちろん払いません。諦めればいいのです。 ↑堂々と掲げてあるのが入場料1000NRの文字。誰が払うか! 来た道を戻らず川に沿った方角に歩いてバス乗り場に戻ろうとして数十メートル歩くと、川岸の方面へ伸びる小道を地元民が行き来している所を見つけました。というより勝手に目に飛び込んできました。外国人通行禁止というわけではなさそうなので、しらっと入ると目の前が ↑火葬場でした!!! ↑こんな感じで亡骸を焼くのです。通常は対岸からでしか見ることができません。 ↑手前のおじいさん。いい味してます。 あら、火葬場見ちゃった!!であります。見えすぎちゃって困るのであります。見てしまったものはもうお返しはできませんから。地歩によると観光客は火葬場を対岸からしか見ることができないとか。頭の先からつま先まで、誰が見ても100%観光客の私が追い返されないのが不思議なくらいですが数十分間、厳かなるこの光景を間近で拝見させていただきました。 火葬場を去ったその時、知らない人から携帯電話に電話がかかってきました。私は海外では基本、電話はとりません。目玉が飛び出る通話料が私だけでなくかけてきた相手にまで請求されるからです。国際ローミングなるシステムがそうできているからです。SMSで用件を聞きましたが返事が来ません。誰でしょね?気が向いたら帰国してから確かめましょう。 カトマンズ中心地に戻りもう一度、ダルバール広場に行きました。 ↑ダルバール広場へ行く途中の路地では物売りが商いをしています。 ↑バス乗り場近くの青空市場。のどかです。 ↑ノースフェイスも売ってます。こんな字体のノースフェイスは見たことありません。ネパール人が着ているノースフェイスはほとんど偽物です。 着いたのが午後4時30分。入り口には昨日はいなかった門番がいます。なるほど、恐らく午後5時過ぎから無料開放になるということなのでしょう。看板には外国人750NRと書いてあります。 ↑ここも外国人価格です。あぁ腹が立つ。 どれだけ外国人から毟り取ろうとするのでしょうか?この国は。無料開放時間まで待って入りました。日没までは時間がありますから写真も撮れます。節約したい方は、午後5時から日没を狙って来るのが良いかと思います。参考にしてください。いないか、参考にする人。 ↑カトマンドゥのダルバール広場です。 ↑クマリの館前での記念撮影。女神クマリの化身として崇拝される少女が住んでます。退屈そうなクマリを見ることができました。 ↑いかにもネパールって感じの一枚です。 ホテルに戻り、ホテルのワイファイフリーで生まれてはじめて、スカイプで妻と通話しました。無料かつ音声もクリア。これじゃぁ外国人客をあて込んだネットカフェは壊滅ですなぁ。ケネディ暗殺の衛星中継の時代から、カトマンドゥと名古屋市緑区がただで結ばれるという現代まで。人類の進歩って恐ろしい!!!と痛感させられました。私にとっての驚異も世間では常識ですからねぇ。いやはやどうも・・・。近所の日本食レストラン・桃太郎でベジカレーセットを食べました。値段の割には・・・で失敗でした。 ↑日本人の若者男女6人が賑やかに日本食を食べておりました。 昨晩の名ばかりホットシャワーが今晩は一転。普通のホットシャワーと化して助かりました。500NRのホテルにしては上出来です。それにしてもバングラデシュビザの一件。夢にまで出てきそうであります。 |
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収支 | |
バス(タメル→バングラデシュ大使館) 15NR、ベジ炒飯 80NR、バス(バングラデシュ大使館→ゴウサラ) 30NR、バス(ゴウサラ→カトマンドゥ中心地) 20NR、水1L 15NR、パン4つ 150NR、ベジカレーセット 308NR 所持金残高 31500円、3362NR、75米ドル、トラベラーズチェック250米ドル、28.4MYR、6.8シンガポールドル、2051インドR |
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2014.01.21 2014.01.23 | |
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