2014年1月24日 もうバングラのマイペースには付き合わないの巻。
 午前7時30分起床。8時チェックアウト。まさかカトマンズに今日入れて5日間も滞在しようとは・・・。

 バングラデシュビザをもらいに行きます。今にして思えば昨日でなく今朝の受け取りで助かりました。昨日の夕刻なら時間を気にせずバグダプルを観光するわけにはいかなかったので。本日中にネパール第2の都市・ポカラに移動したい私はバス出発の最終時間午後12時前にビザを手に入れなければなりません。一昨日の4時間半コースは絶対に避けなければなりません。彼らのペースに付き合わないのが肝要です。

 午前9時入館。一昨日見かけた大勢のネパール人がいる中、引渡しが始まる気配がありません。玄関ホールから廊下を挟んで奥のオフィスが作業部屋のようです。一人の青年が二人の職員相手に話をしています。何かの交渉でしょうか?ひょっとして直談判システムなのか?ならばと突撃してみることにしました。礼を欠いてはいけないと“May I enter this room?”と尋ねてOK頂いて入ります。「はじめまして。一昨日の日本人です。私のパスポートがここにあると思いますが?」「あぁ、ちょっと待って。あぁこれこれ。はいパスポート」渡されたパスポートを開けると

↑バングラデシュビザきたぁーーー!!!

 本日第一号取得者は完全アウェーの外国人観光客の私であります。生まれて初めて海外でのビザ取得に感激!!!しかも無料!!!受け取りの署名をして無罪放免。大勢のネパール人が見守る中、玄関ロビーに戻ってパスポートを腰巻ベルトに仕舞ったその時。待ちぼうけのネパール人が「おい見ろ。自分でもらいに行くシステムらしいぞ」とオフィスに殺到!!だから彼らのペースに付き合っちゃダメなんだって。以上、ホームグランドの彼らより要領よく切り抜けたの巻きでした。
 
 一路ポカラ行きの出るニューバスパークへ。目の前のリングロードを西へ行くバスに乗ります。10分で到着。

↑バスパークと聞いて皆さんはどんな様子を想像しますでしょうか?恐らくこんなのは想像できないでしょう。

 降りた瞬間、「ポカラに行くのか?」との勧誘です。ついていくとツアーバスではなくバンが待機してました。

↑これです。

 これに揺られて7時間前後の旅かよ!!!他に選択肢はないのですから乗ります。
午前9時半、満員の車がポカラに向けて出発しました。都会を離れたバスは山肌にへばりつくようにカトマンズ盆地を下っていきます。ガードレールなどという気の利いたものはどこにもなく落ちたらお終い。

↑こんな感じの景色が続きます。目の下は崖です。

 カトマンズのホテルで夜行バスについて尋ねた時の相手の言葉「命が惜しくなければ乗れ」の意味を知りました。3度の休憩を挟み午後4時30分ポカラに到着しました。


↑1度目の休憩場所です。このトイレはどうだ!

↑2度目の休憩場所。

↑3度目の休憩場所。

 北の大地に8000メートル級の山々がそびえます。街中にいながら8000メートル級の山々に見下ろされるっていうのも不思議な感覚です。日本では精々3000メートル級ですからね。

↑ポカラの北には8000メートル級の山々が聳え立っております。圧巻。

 日没間近です。今晩の宿を決めねばなりません。地歩で見当をつけたのがレイクサイドにあるペンギンGH。日本人に馴染みのGHとか。ここのご主人は日本語が上手で人当たりも実によく人気のほどがうかがい知れます。日本人客が5〜6人いて情報収集にも役立ちます。ドミトリーで250NRです。


↑ポカラの宿です。日本人向けです。

 ここで戴いた情報を総合した結果、ここに2泊してあさっての早朝にネパールを南下して世界遺産ルンビニを目指すことにしました。明日は丸まるポカラ観光です。
収支
カトマンドゥのホテル宿泊3日分 1500NR、バス(タメル地区→バングラデシュ大使館) 20NR、バス(バングラデシュ大使館→ニューバスパーク) 20NR、バス(カトマンドゥ→ポカラ) 500NR、バス(ポカラ市内移動) 20NR、水1L 20NR、お金拾う +1NR、炒飯 100NR

所持金残高
30500円、1698NR、75米ドル、トラベラーズチェック250米ドル、28.4MYR、6.8シンガポールドル、2051インドR
2014.01.23 2014.01.25
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