2014年1月27日 オンボロバス旅10時間地獄。蛭子さんなら乗車拒否だなの巻。
 午前6時15分起床。部屋を出て6時30分、ゴラクプールから東へ55キロのクシナガル行きのバスに乗りました。しかしバスが出発したのは午前7時10分ですから無駄な時間を過ごしたものです。無駄ついでに目的地を過ぎて乗り過ごしてしまいました。私が悪いのですが観光客が行くところといったら大涅槃寺のある地区なんて分るはずではないですか。車掌も親切ではありません。2時間弱でクシナガルに着きました。

 ここクシナガルは故郷を目指して最後の旅に出たブッダが80歳で入滅した地です。ブッダ涅槃像がある大涅槃寺、ニルヴァーナ・ストゥーパ。

↑ニルヴァーナ・ストゥーパで記念撮影。

↑ニルヴァーナ・ストゥーパから2キロ歩いて、ブッダが最後の説法前に沐浴をしたというヒラニヤバティ川であります。

↑川に近くにある、ブッダが荼毘に付されたラマバール・ストゥーパで記念撮影。

 大涅槃寺ではミャンマー系でしょうか団体客が祈りを捧げておりました。

 ホテルのチェックアウト時間が気になりますので急ぎゴラクプールに戻ります。乗り合いジムニーでホテルに戻りチェックアウト。ホテルの人曰く、バラナシ行きの出るバスパークはここから遠いということでリクシャーを使います。


↑相場どおりに30INRでした。

 午後12時30分バスが出ます。筆舌に尽くしがたい超オンボロ。動くのか?大破しないか?日本でなら間違いなく車検は通りません。

↑それがこのバスだぁ!!

↑中はこんな感じね。レトロって喜んでる場合じゃない!!

 道の舗装も最悪ですからたった240キロの道のりを9時間かけて移動するのです。前座修行以上の修行です。上納金は払わなくていいですけどね。朝から何も口にしていませんので途中、サモサを2つ食べました。9時間で食べたのはそれだけです。貧乏です。悲しいほど貧乏です。

 ひたすら無言でバスに乗り続け、午後10時にバスはバラナシに着きました。長い、あまりに不毛で長すぎます。しかしグズグズしている場合ではありません。午後10時に宿を探すのは容易ではありません。ホテルの門限が近いのです。

 ここバラナシは3年前にきたことある場所なので土地勘はあります。リクシャーでガンジス川近くのゴードウリヤーへ移動します。ババホテルで一泊。超ホットなシャワーに癒されました。持ち込んだマジックライスを食べて即就寝。
収支
バス(ゴラクプール→クシナガル) 50INR、バス(クシナガルへ戻る) 5INR、乗り合いジムニー 60INR、リクシャー 30INR、バス(ゴラクプール→バラナシ) 186INR、サモサ2個 10INR、リクシャー 60INR、ホテル宿泊代 250INR

所持金残高
30500円、955INR、208NR、75米ドル、トラベラーズチェック250米ドル、28.4MYR、6.8シンガポールドル
2014.01.26 2014.01.28
Index
TOPへ戻る