2014年11月14日 世界遺産・ハロン湾に予約なしで突入。その結果は・・・。 | |
午前7時30分ごろ、荷物を預けずに安宿をチェックアウトしました。船着き場まで30分くらい歩いていきます。世界遺産・ハロン湾に予約なしで突入します。「突入って大袈裟だよ、お前は」と思われるかもしれませんが、地球の歩き方にはこのように書いてあるんです。 クルーズ船には「乗り合い」のシステムがない。したがって個人でクルーズ船に乗るには船一隻を借りることになる。(中略)つまり、個人でハロン湾に来てハロン湾クルーズをすると個人で船を貸し切ることになり、非常に高くつく。(中略)現地のミニホテルのスタッフの計らいで、ほかのツアーに参加させてもらえ、安く上がることもあるようだが、それを前提とした旅行計画はおすすめできない。 と、あるんです。ですから、突入ということになるんですね。恐ろしく高くついたら、私は世界遺産を目の前にして撤退しなければなりません。間違いなく撤退します。今の私なら。また、赤字で書いた現地のミニホテルのスタッフの計らいでって、それは計らいというよりは(中間マージン目当ての)謀らいでしょうよ。昨晩、安宿の従業員の必死さから明白だわ。だからアポなし突入になるんです。さぁ、安価で乗れますでしょうか? 船着場は朝早くから大賑わいです。怪しい人が声を掛けてきます。乗っかっていいのでしょうか?とりあえずやめときます。窓口に行くと簡単に個人向けの乗船券が売られていることが判明しました。そこで、 ↑こういうことになりました!やっぱりね。相手も儲けるためにここで商売しているわけで、私のような飛込みの客は彼らにとっては鴨ねぎですよ。そんな鴨ねぎを彼らが易々と手放すわけがないじゃないですか。上記地球の歩き方を読んだ瞬間に私、「こりゃ、ガセネタだ」って思いましたもん。私の判断、正解!!(同じ船に乗船した神戸の大学に留学中の女の子撮影) ↑船のレンタル代金表。 ↑入境代金表。 ↑上が入境チケット170000VND。下が船のレンタルチケット100000VND。 ↑この船に乗りました。 ↑みなさん当日券のお客さんですよ。国際色豊かです。 ↑奇岩の間を抜けていきます。 ↑小船に乗り換えて奇岩を間近で拝みます。 ↑ティエンクン洞の鍾乳洞です。ライトアップされてました。 . ↑ティエンクン洞の出口からの眺望です。 約4時間のクルージングを満喫いたしました。ということで、ハロン湾は予約なしで十分に楽しめます。ハノイでツアーに申し込んで出かけるとなると、片道3時間ですからハノイを早朝に出発しなければならずハノイに戻れば日没ですから一日が潰れます。しかし、私のように現地に先乗りして閑散とした安宿に泊まれば値切れるし、翌朝すぐにクルージングができる上に、午後から別の行動がとれます。ツアー申し込むよりこっちの方が効率がいいと思います。これ読む方の中でハロン湾に出掛ける方はまずいないと思いますがもしもの場合は参考になさってください。 ハロン湾からハイフォンに移動します。ハイフォンから少し東に移動したところにドーソンというビーチがあります。ここに行くことにしました。泳げないのになぜ?と聞かれればそこに置屋があるそうです。日帰り見学です。場合によっては泊まります。あくまでも見学です。見学です、見学です。 約1時間30分でハイフォンに着きましたが、どこのバスターミナルなのかわかりません。英語もまったく通じませんし。多分、タムバック・バスターミナルでしょう。ここからはドーゾン行きのバスは出てなさそうですので、そこでドーソン方面にあるカウザオ・バスターミナル行きのバスはないか探します。数台のバスに尋ねると「行くから乗れ」と言うではないですか。乗りました。バスが出ます。しかし違う方向に向かいます。しばらくすると「降りろ」とぬかします。50000VNDよこせともぬかします。だました上にぼったくりです。ローカルバスがそんな値段するわけがない。大口論大会はじまるです。10000VND投げつけてバスを出ます。共産圏人民の本質が見えてきました。ハノイやハロン湾は旅行客慣れして開明的なんでしょうね多分。 これで、ドーソンが遠のいてしまいました。戻るために歩きます。その途中、自転車に乗った地元青年に声を掛けられ「カウザオ・バスターミナルに行きたいんだよ」と言うと、いなくなりました。しばらくすると、バイクに乗って登場し「乗れ」というではないですか。乗ったらいくらとられるんだという話しです。断りますが相手は諦めません。その内、手を引っ張ってくるではありませんか。かなり強引です。身の危険を感じつつ強行に振り切ると最後はつばをかけてきました。幸い付着しませんでしたが。どうです。郊外に出た瞬間、ベトナム人ってこうですよ。多分、これが平均値だと思います。以前、カンボジアのプノンペン滞在時にお世話になった方から聞いたことがあるんです。「ホーチミン滞在に比べて、ハノイ滞在の駐在員は気が変になる人が多いらしい」と。何だか、解る気がします。全体的にどんよりとしてるんですよ。雰囲気が。言葉では言いにくいですが。ホーチミンだとかなりこれが違ってくるんでしょうね。 不愉快2連発なのでハノイに戻ることにしました。天が「置屋に近づくな」と思し召しなのでしょう。川っぺりを歩いているとハノイ行きのバスが向こうやってきました。手を上げると簡単に乗せてくれました。日本ではありえませんね。商売には常に柔軟なんですね。 日没後にハノイのルオンイエン・バスターミナルに到着しました。ローカルバスに乗り換えてロンビエン・バスターミナルに移動します。再び、2日前に宿泊したハノイ・バックパッカーズホテルに泊まります。 あぁ、腹が減りましたのでベトナム名物のフォーが食べたいですね。街を散策します。 ↑ハノイの中心地、ホアンキエム湖北の繁華街です。 ↑ハノイ大教会近くの屋台です。人が多いのでうまいのでしょう。ここにします。 ↑これです。フォーです。35000VNDです。170円くらいですかね。 ドミトリーでお休みなさいであります。 |
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収支 | |
ハロン湾入境料 170000VND、入船料 100000VND、小船代 70000VND、 バス(船着場→バス停) 7000VND、ハイフォン行きバス 60000VND、 キャッシング +800000VND、バス代(詐欺師) 10000VND、 ハノイ行きバス 80000VND、 バス(ルオンイエン・バスターミナル→ロンビエン・バスターミナル) 7000VND、 宿 160000VND、フォー 35000VND 残金 543000VND、232米ドル、11500LAK、14THB、9000円、トラベラーチェック 50米ドル、マレーシア 62.55MYR レート 1VND=0.0054円 |
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2014.11.13 2014.11.15 | |
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