2016年09月08日 イランで始めての深夜特急。早く着きすぎて困るの巻。
 起床。広場を見に行くと戦士の遺体だろうか数体担いだ集団が大音響にのって合唱しながら広場に入っていきました。日本なら街宣活動かと思いますが、明らかにそれとは違って大切な儀式のようです。近寄りがたい雰囲気でしたが。

 午前11時チェックアウト。汚い宿でしたがシャワーのお湯はちゃんと出ました。

 本来ならば午前10時台の飛行機でテヘランに向うことが出来たのに実際の出発は午後3時です。どこにその苛立ちをぶつければよいのやら・・・。

 近くに止まったタクシーに行きと同じ10万IRRで空港まで交渉しましたがすんなりとは行かず、見透かしたようにバイクライダーが「俺がそれで連れて行ってやる」と交渉成立。すると中心地は渋滞でした。渋滞を横目にバス専用レーンをバイクはひた走り一路空港へ。ライダーは「どうだ?俺でよかったろ」と言いたげな様子でした。

 飛行機は定刻に離陸し午後4時半にテヘランに着きました。ここからテヘラン駅にタクシーで移動(後日タクシーで移動したことを後悔することになる)して鉄道を使って南へ。テヘランと大観光都市イスファハーンの中間にあるカ−シャーンに向います。駅でカーシャーン行きと12日に乗るタブリーズ行きの切符を買いました。地歩にはカーシャーンまで4時間とありますので今から乗れば夜9時にはカーシャーンに着いて一泊できると考えましたが甘かったです。列車は午後11時20分発でした。こうなると5,6時間かけて連れて行ってもらいたいものですがそうはいきません。


↑テヘラン駅外観です。最高指導者両師が前身姿です。

↑列車に乗る前に食べたチキンライス。ライス、パサパサ。ミニトマト焼き添え。うまいはずがない。

 カーシャーンは途中駅なので乗り過ごさないために到着時刻は知っておきたいところです。切符売り場の女性に切符を見せて聞くと「ここに書いてあるじゃないか」と言って00:43というところに印をつけました。えっ!1時間23分で着いちゃうの? ウソでしょ。随分高速なんだと思って乗りましたが・・・やっぱりウソでした。時刻が過ぎても止まりませんでした。寝てしまうと乗り過ごすので車掌に聞きました。腕時計の3時を指差しました。感謝して横になると別の車掌が「もうすぐ着くから起きろ」と言いました。駅に降りたら2時過ぎでした。「イラン人って親切な人も多いけど、馬鹿も多いかも」って思ってしまいました。インドじゃあるまいしまともに時間が伝えられないのもどうかと思います。

 日の出を待つには駅の待合室しかありません。


↑暗いですがカーシャーン駅に着いた機関車です。


↑ここがカーシャーン駅の待合室です。

 幸い、24時間営業のようで締め出されずに済みました。最高指導者両師に睨まれながらベンチで就寝です。ここ締め出されてたら、私は一体どうなっていたことでしょう・・・。おぅー怖ぁ!!!
収支
バイク ハラメ(中心地)→マシュハド空港 -100000IRR
メフラバド空港タクシーチケット -50000IRR
タクシー メフラバド空港→テヘラン駅 -200000IRR
電車切符 テヘラン→カシャーン テヘラン→タブリーズ -620000IRR
テヘラン駅で食事 -155000IRR

残金
4445000IRR、509$、10000円、35.85MYR

レート
1$=103円 1$=35400IRR(イランの通貨 リエル)
2016.09.07 2016.09.09
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