2019年12月20日 悪徳トゥクトゥクとの揉め事激減。昔が懐かしいの巻
一刻も早く独房のようなゲストハウスを脱出したい。そんな気持ちもあって日の出前にさっさと黙ってチェックアウトをしました。

セクター17にあるバスターミナルに徒歩で移動し、すぐにデリー行きのバスを見つけることができました。屋台でチャイをいっぱい飲み、バスに乗車します。約5時間乗車した後、デリーのバスターミナルにたどり着きました。

デリーに足を運んだのはこれで4回目です。最初は談志師匠とのツアー。2回目が初めての海外一人旅で、東日本大震災が起きた時。3回目は小福師匠急逝により、旅を切り上げ、帰国する際立ち寄った、それ以来のデリー滞在です。

デリーの近代化のスピードは凄まじく、便利になる一方、過去にあったものがどんどん姿を消していくという少しだけ残念な気持ちになる時があります。2度目に訪れた時、あれほどたくさんいたニューデリー駅の赤帽の皆さんがほとんどいなくなってしまったとか・・・。

さて、なにより便利になったのは デリー中心地から郊外まで網の目のように張り巡らされた、メトロつまり地下鉄であります。デリーのバスターミナルからニューデリー駅近くにある予約済みのゲストハウスに移動する際も、すぐ近くに地下鉄の駅があるおかげで、安全かつ安価、それでいて速やかに移動することができるのです。昔のデリーではあり得ないことです。流しのトゥクトゥクと値段交渉し、頼みもしない所に連れて行かれたり、着いたとしてもぼられたりと、必ずそこで不快極まりない出来事がおこるのです。メトロの発達のおかげでそれを回避することができるようになりましたが、ふと振り返ってみると、トゥクトゥクとの忌まわしい出来事の数々が懐かしく思えてくるのです。

デリーのメトロは毎回切符を買うのでなくメトロカードに金額をチャージして乗るのが便利です 。150INRでメトロカードを手に入れることができました。バスターミナルからニューデリーまでメトロに乗って運賃が16INRでしたから約24円であります。この便利さにしてこの値段!これが今のデリーの日常。本当に便利になりました。女性一人でも、夜でなければまあ安全ではないでしょうか。

さて、ニューデリー駅に着きましたのでゲストハウスに向かうためメインバザールを歩いてみました。過去に何度もお世話になった、この通り沿いにあったホテル・パヤルは姿を消し他のホテルに生まれ変わってました。パヤルに併設されていたネットカフェは幾度となく利用したのでありますが、今やネットカフェ併設のホテルなど一件もありません。すべてが wi-fi に置き換わったというわけです。

ごみごみした通りの中から、予約を入れたゲストハウス(写真001参照)を見つけることができました。大部屋ドミトリーで一泊350INR。確かパヤルの個室に泊まった2011年の時にも350INRぐらいだったので、確実に物価は上がっているということになります。ネット予約サイトを見るとこ綺麗なゲストハウスに見えましたが、現実はそうではなかったです。しかし、ここから徒歩約10分でメトロの駅に行くことができるというのは大きなメリットであります。また利用するか?と聞かれれば私は「あり」だと思います。

さて荷物を置いて、ちょっとぶらぶら歩いてみようと思います。歩いて20分ぐらいのところにコンノートプレイス(写真003参照)というデリーを代表する商業エリアがあります。小腹がすいていたので私としては珍しくマクドナルド(写真002参照)で食事をしてみましたお国柄で豚肉牛肉は使わず、鶏肉かベジタブルがメインとなります。結構体力を消耗しておりますのでぶらぶら歩きはこれぐらいにして早々にゲストハウスに戻りました。wi-fi で色々なサイトをググり、明日の行き先を決めようと思います。
今日の収支
※1INR(インドルピー)=1.53円

チャイ 10
バス(チャンディガル→デリー) 580
メトロカード(チャージ) 150
メトロ(デリー・バスターミナル→ニューデリー駅) 16(メトロカードから支払い)
ゲストハウス 350
マクドナルド 198

残金 1039INR
2019.12.19 2019.12.21
Index
TOPへ戻る