2019年12月22日 世界遺産なし。とっても地味なデリー観光の巻
午前中にゲストハウスをチェックアウトし、その場に荷物を置いて向かったのはコンノートプレイスから南東へ約1 km のところにある、アグラーセンキバオリ(Agrasen ki Baori)という階段井戸の遺跡です(写真014〜015参照)。14世紀に造られたそうで、108段の階段があります。都会のまん真ん中に、これだけの規模の遺跡のあるというのは驚きです。まるで時間がとまっているようで・・・。

次に出かけたのが、スワーミナーラーヤン・アクシャダハム(Swaminarayan Akushadham)というヒンドゥー寺院で。2007年にギネスブックに世界一大きなヒンドゥー寺院として掲載されたそうです。ヴィシュヌ派の聖人スワーミナーラーヤンを祀る寺院だそうで2005年に完成しました。警備が実に厳重で、全ての荷物を玄関で預け、スマホなどの電子機器もです。場内は撮影不可でありますよってこと。写真が1枚もありません。遠くからでも1枚ぐらいはとっておけば良かったけど、今となっては後悔をしております。ここはインド人の祈りの場でもあり、と同時に憩いの場でもあるのでしょうか。家族連れは大勢いました。デリーは多くの世界遺産がありますが、それらに負けないほどの観光スポットだと思います。行ってみる価値は十分あるのではないでしょうか。

次に向かったのは、国立鉄道博物館であります(写真016〜023参照)。メトロの最寄りの駅から約30分ぐらい歩くのですが、気候も穏やかでさほど苦痛ではありません。入場料を払い中に入ると 博物館のような場所がありました。その中はインドの鉄道の歴史を一望できる展示物で埋まっておりました。「みてください。インドの鉄道はこんなにも発達したのです」と力を込めてアピールするのでありますが、利用経験者としては「そこまで発展はしてないでしょ」と結構ツッコミどころが満載で面白かったです。とはいえ、お隣のバングラデシュみたいに車両の屋根にまで乗客が乗るという、実にデンジャラスな光景はインドであっても見かけることはありませんね。

広い敷地内をトイトレインが走ってましたが、一人で乗るのも侘しいので見るだけにしておきました。日本の大宮にある鉄博と違い雨ざらしで、数多くの車輌が展示されており、特にインドならではのラッピング車両心がウキウキしてしまいました。

土産売り場に行ってとっても安いキーホルダーを二つ買いました。一つは自分用。もう一つは獅篭兄の一番弟子、獅鉄君へのプレゼントであります。

次に行ったのが、デリーの南東にあるバハーイー・ハウス・オブ・ワーシップ (バハーイー寺院 The Baha'i House of Worship)という宗教建築です(写真024参照)。バハーイー教というのがあるのをご存知ですか?私はこの日まで知りませんでした。宗教と科学の調和を解く(日本にも似たような宗教あったよな)イラン起源のイスラム系新宗教なんだそうです。カーストの分け隔てなく、誰もが純粋に祈り瞑想することを標榜しているそうです。白大理石で作られており、またその形状が実にユニークで巨大な蓮の花を形作っております。

出かけてみましたら、入り口には入場待ちの長い行列ができておりました。入場するのに手間取りましたが、ようやく広い敷地内に入ると遠くに白いハスの花を見つけました。なぜ、ここだけ別格と言っていいほど人が集まっているのかよく分かりませんが、まあここでしか見ることができないような大変ユニークな建造物ですから、見る価値は十分あると思いま。イスラマバードのモスクと違いこの建物の中には入ることができます。

ゲストハウスの荷物預かりが夕方までというので、急いでメトロに乗ってゲストハウスに戻りました。将来、またデリーに戻ることができたら、この宿の再利用はありだと思います。重い荷物を背負ってコンノートプレイスに行き、出店などが並ぶ夜の賑わいを見て回った後、徒歩でニューデリー駅に行きました。メトロ駅側のニューデリー駅は夜になるとライトアップされるんですね(写真025参照)。初めて知りました。

さあ、ここからデリー国際空港はメトロで直結しておりますので移動が実に便利です。空港と繋がるメトロがまだなかった頃は、外国からの旅行客にとっては鬼門のルートで、最初に極悪インド式の洗礼を浴びるのがここなのです。空港から中心地に移動するためにトゥクトゥクに乗ろうものならば、運賃はぼられるわ、そのホテルは閉まっていると言い出すわ、気がつけば悪徳旅行会社へ連れて行かれるわで、外国旅行客にとってハードルの高いルートでありました。しかし、この度のメトロ開通によって全ての悪徳トゥクトゥクドライバーは壊滅!!駆逐されたといっていい状況となり、今に至っております。嬉しいやらちょっと昔が懐かしいやら・・・。

さて、デリー国際空港に着きますと日本の空港みたいに、すんなりとは入れてくれません。セキュリティが厳重で、切符を持たない者は入ることができません。入り口に警備の男が立ちはだかり、並ぶ人のEチケットやスマホ画面を事細かくチェックするものですから長い行列となります。ここを未明に出発するバンコク行きのEチケットを見せることによって、中に入ることができました。搭乗までには相当時間がありますし、電気使い放題ということですので、日本から持ち込んだ食材を相も変わらずここで食べる私なのでした(写真026〜027参照)。。周りを見てもそんなことしてるのは私だけです。だっているLCC は食事でないんですもの。

さあ、これでインド脱出です。前回インドを脱出した際、50INR札を持って帰りましたが、後日モディ首相による突然の高額紙幣廃止宣言によって、紙くずにさせられたという苦い経験がありましたので、今回は最高額紙幣が200INRということにして帰国の途につきます。手持ちの札が小額紙幣だらけなんでかさばり、遠目に見れば金持ちに見えます。

搭乗口手前で紙幣を数えていると、インド人らしき女の子が近づいてきて「そのお金これとかえてくれない?」と言ってきました。その手には500INR札がありましたので一言「 No!!」 と言いました。ごめんね。これはね、おじさんがあなたの国で苦労して貯めた少額紙幣だからさ。

さあ、デリー国際空港を未明に飛び立ったバンコク行きに搭乗した私は、無事インドを脱出することができたのでありました。バンコクでは何食べようかな・・・。
今日の収支
※1INR(インドルピー)=1.53円

チャイ 10
メトロカード(チャージ) 200
メトロ 9(メトロカードから支払い)
メトロ 18(メトロカードから支払い)
メトロ 27(メトロカードから支払い)
鉄道博物館入場料 100
チャイ 15
キーホルダー2個 100
メトロ 18(メトロカードから支払い)
KFC 273
メトロ 27(メトロカードから支払い)
メトロ 27(メトロカードから支払い)
茶葉 174
スパイス 100
メトロ(ニューデリー駅→空港) 60

残金 1883INR
2019.12.21 2019.12.23
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