3月31日 一日OFF。見るところ無し。
 入国以来初めてのOFFとなる。ここバンガロールは特にこれといった見所がない。インド入国以来の密度の濃さにへたってしまい日記がおろそかになってしまった。今日は日記を整理しよう。

 その前に街を歩いた。ここバンガロールはインドのシリコンバレーと呼ばれるほどに近代化が進み世界の企業が進出していると聞く。さぞや違ったインドが楽しめるのかと思いきや、

普通にインドだった!! ゴミだらけ、人だらけ。

 さて、やるべきことがある。日本で入手できなかった鉄道切符を何としても入手したい。インドには外国人専用窓口というものがあって、売り切れでも切符が手に入ったりすることがある。バンガロールくらい大きな駅ならそれくらいの窓口はあるだろうと、バンガロール・セントラル・シティー駅に行ってみたが、見つからなかった。早々に諦める。

 次。次は今晩21時に乗る夜行列車の確認だ。出発はこの駅で間違いないか、プラットホーム番号を知らせる掲示板はどこにあるか?などを確かめておくのである。時刻表で自分が乗る列車を確認する。すると備考に何かが書いてある。遠くて小さく何が書いてあるのかが読めない。どうするか? そうだ、妻から借りた双眼鏡があったっけ。見た。すると、“Bangalore CNT STN”と書いてある。要するにこの駅の発着ではないということだ。私は昨晩からこの駅で乗れるものだとばかり思っていた。こういうことがあるから事前の確認は大切なのだ。

 つまりこういうことだ。東京を例にすると、東京駅、品川駅、上野駅、新宿駅。“東京発着”といえばどの駅にもあてはまる。東京発着はつまり、東京駅発着に限定されるわけではない。これと同じ。

 バンガロールには、バンガロール・セントラル・シティー駅、バンガロール・カントン駅、バンガロール・ジャンクション駅がある。私が今夜向かうべきはバンガロール・カントン駅というわけだ。

 さぁ次ぎはその行き方である。オートリクシャーを捕まえれば一発だが芸がないし高くつく。やはりバスで行きたい。セントラルシティー駅前には広大な土地にバススタンドが存在する。通称マジェスティックという。この約数百台のバスの中から目的のバスを見つけ出すのだ。バスの先頭部分には英語表記などない。とにかく聞いて回るしかない。どうやら24番乗り場らしい。聞いて聞いて聞きまくると、どうやら108番と114番のバスがそれであるらしい。

 ここまで調べ上げればもう心配は要らない。時間まで日記を書くとしよう。

 19時半チェックアウト。早めに駅に向かう。やはり選んだバスに間違いは無かった。下見のお陰である。21時。無事乗車。早々に寝る。明日はハードだ。


↑街中の庶民派レストランで食べたライスバス。20R。安ぅ!!

  
↑これは2等座席の車両。最安値である。入線時点でインド人すし詰めだ。そこに新たに客が殺到。写真の通りだ。乗れないよ。諦めなよ。と思いきや、全員乗せて消えていったというから本当に驚きだ。

支払金額(1R=1.65円)
水(1L)4本 48R、ライスバス(ランチ) 20R、マジェスティックに戻る(バス) 4R、マジェスティック→バンガロール・カントン駅(バス) 9R
合計 81R

残高
34825円、2.3MYR、3333R、120ドル、T/C550ドル
2012.03.30 2012.04.01
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