4月6日 ムンバイ。物価だけは東京並み。だから動かず日記を書く。
 午前11時チェックアウト。ほぼ一睡もできなかった。部屋は30度を越えてたし。過酷だ。

 荷物を預けネットカフェに向かう。中日快調、巨人最悪らしい。今年は高木監督にがんばってもらいたい。もう一度1994年の10.8みたいなことがあったら? やっぱり高木監督だな。でも、10.8みたいなことはもう起こり得ないか。クライマックスシリーズ導入以後、1位か2位かの決着に1994年当時ほどの意味はない。私、間違ってるか?

 今日はインド旅行全般について書こう。私は昨年から「なぜインドに向かうのか?」という心境を色々な人に語ってみた。どうも的確に伝わっていないような気がする。いい説明が見つかった。と、自分は思うが、それは受け取られ方次第だな。要するに分かりやすく言えば、

どんな才能のない奴も、インドに行けば鶴瓶師匠のようになれる!! これだ。

 確か、鶴瓶師匠は周囲から「なぜ、あなたの周りにだけ面白いことがおこるのですか?」と言われているはずだ。インドに行けば自分が面白い人間になったような気になれるのだ。芸人にとってはそれが自信になったりネタになったりする。メリットは決して少なくない。実際、入国以来のドタバタをこの日記で報告したが、才能のあるなしにかかわらずこれくらいの面白いことが連日降りかかってくるわけだ。これが最大の魅力。パックツアーではこの魅力がゼロになってしまうのだ。

 物事を面白く感じ取る感性を活発化させてくれる。それがインドだ。すべてが過不足なく充実している日本ではこの作業が難しい。信じられない出来事はそうそう起こるものではないし、落語に出てくるような底抜けのバカにそう簡単にはお目にかかれない。そういうことだ。

 しかし見誤ってはいけない。自分が面白い人間になったわけではないのだ。急にはなれない。インドが面白いのである。世界の常識が通用しない意味で、インドそれ自体がユニークなのだ。

自分が面白い人間になったような気にさせてくれる。これぞインド個人旅行の最大の効用だ。

 結構、分かりやすい説明をしたつもりだがどうだろうか? みなさんから率直な感想が聞きたい。

 今晩21時。世界遺産のCSTを出て2つの世界遺産のホストシティー、アウランガバードを目指す。もちろんSleeperクラスで。プライバシーゼロの周囲全員インド人。あなたは乗れるか? 寝られるか?

 世界遺産エローラと、アジャンタ石窟群が待っている。これぞ旅のハイライトである。

 
↑ランチはマサラのパン付きのやつ。ここのマサラは豆だ。20R。人気店だったなぁ。
 
↑夜行に乗る前にはらごしらえ。屋台のスナックでこれを食べた。

支払金額(1R=1.65円)
水(2L) 25R、ネットカフェ 55R、マサラブレッド(ランチ) 20R、マサラチャイ(2杯) 144R、スナック 10R、サモサ 8R
合計 262R

残高
34825円、2.3MYR、3744R、120ドル、T/C450ドル
2012.04.05 2012.04.07
Index
TOPへ戻る